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遊んでいるゲームのプレイ記録

ENDER LILIES 感想

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2DアクションゲームENDER LILIES(エンダーリリーズ)Steam版をプレイした感想です。
全実績コンプするのにかかった時間が約25時間。サクサク遊べる、とても良いゲームでした。

公式サイト

ja.enderlilies.com

どういうゲーム

ダークファンタジーな世界を探索する2Dアクションゲームです。
文章で説明するより公式サイトを見る方が早い。

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主人公はこの白い女の子(リリィ)。

ある日謎の廃墟で目覚めた少女。自分は一体誰なのか? 国は何故滅んだのか? 起きた時に傍にいたイケメンな黒騎士は何者なのか?
そんな謎を、マップ探索で得られるTipsや穢者と呼ばれる異形を浄化しながら解き明かしていくというお話です。

難易度

高難易度という謳い文句だったので敵の攻撃一撃で死、みたいなものを想像していたんですが、そんな無慈悲ではありません。
少女の持ち前の回避能力の高さと合わせ、回復ポイントがかなりこまめに設置されているのも良。探索済みエリアが分かりやすいマップの効果もあって、アクション下手を自認している自分でもストレスなくプレイできました。

ENDER LILIESは「デスペナルティ」がないという点も評価が高いようです。こういうジャンル(メトロイドヴァニアというらしい)のゲームをプレイするのが初めてだったんですが、死ぬたびに体力低下とかそういうデスペナがあったらさすがに心折れていたかもしれません。

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主人公のリリィちゃんは死に際も持っているお守りが砕けるという演出で、血まみれの痛々しい姿にはならないので安心して散れます。ストーリーの進行で別の意味で痛々しい姿になりますが、それはそれ。

美しい背景と音楽

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始めてわりとすぐ、休憩ポイントで「UIを隠す」というメニューがあるのに気付いてこのゲーム買ってよかった〜と思いました。
このゲームを作った人たちはプレイヤーが求めているものを分かっていらっしゃる。

ENDER LILIESの良い点はいくつもありますが、美しいBGMを聞きながら退廃的でかつ美しいマップを探索する、世界観に浸れる作りが素晴らしい。
とくに休憩所(レストポイント)は映える絵が多いのでスクショが捗ります。
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とはいえ世界観はあくまでダークなので、どんよりしたエリアもありちょいグロな敵もおり……。

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個人的に初見感想「うわ、きも」と思わずつぶやいてしまったこいつが一番グロテスクなのではないかと思います。
まあ最終的にはレベル上げのために「もっと出て来いよ!」と、穢れを帯びた刃物持ちながらこの肉塊を探して禁域をさまよう少女が誕生しますので……。結局は見慣れるということです。

主人公がかわいい

主人公のリリィちゃんは言葉は分かるようなのですが、一切喋りません。なので首を振ったり頷いたり震えたりで意思表示します。その1つ1つの仕草がとってもかわいい。

レストポイントで足ぶらぶらさせたり上を見上げたりするのももちろんですが、アクション中も生き生きしているように見えて面白いです。

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魔女の必殺技に合わせて祈る(歌う?)ポーズのリリィちゃん

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爺ちゃんと落下時にヒーロー着地するリリィちゃん

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騎士長と一緒にビームを放つポーズを取るリリィちゃん

程良いボリューム、余韻に浸れるストーリー

もう1エリア多かったらダレていたかも、というところで話を切り上げてくれたので、すっきりした気分で終わることができたのが良かったです。
レベルデザインもかなりこだわったのではないかと思われます。じっくりねっとり探索して最終エリアにたどり着いたのがレベル95。最高レベルが100なので、レベル上げ作業も少しやるだけで済んで作業感がありませんでした。

エンディングは3種類ありますが1つのセーブデータで全部見ることが可能です。

問題を解決しても失われた国や人が戻ることはありません。
が、はっきりした言及はないものの、フリーティアの言葉から一度穢れても数十年単位で新たな穢れを受けなければ、自然な状態に戻っていく事も考えられるのかなと。
もしそうなら何十年後か、穢れが薄れた果ての国の廃墟を探索してみたいですね。最終エリアとか、穢れが抜けたら綺麗なんじゃないかな……。あとは、最後に笑顔を見せてくれたリリィちゃんの幸せを祈るのみです。

キャラクターが良い

冒頭から同行する黒騎士はもちろん、浄化することで味方になるキャラクターが基本的に皆優しい。だからこその悲劇。
メインキャラ、サブキャラ共に、背景をもっと知りたくなる人達が非常に多いです。 周辺国の様子とか、古の民の祖先が古代魔術でやらかしてた時代のことも気になります。

城下の娘とリリィとか、城砦でのウルヴと白巫女ちゃんとか、姉妹のきまずいやり取りとか、ファーデンののろけに毒づくイレイェンとか。 暗部の執行人とユリウスの幼少期とか、隠れ潜む実験体の義賊時代の活躍とか、なりそこないの罪人の冒険記とか、禁域の戦士が人間に戻りたかった理由とか。

妄想できる余地が多いのは良い所なんですけどね!
ゲーム中で語られる情報は今のままで充分なので、イラスト集とか設定資料集が欲しいなあ、と切実に思います。出してくれないかな~。

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